
僕たちは、普段何も意識的に考えていないまま行動すると、熱い湯とぬるい湯が目の前に現れた時、ぬるい湯の方を本能的に選んでしまいます。
例えば、目の前にステーキと人参が並べられていて、どちらか好きな方を食べていいというと、ほとんどの人がステーキを選ぶことでしょう。
かといって、人参を選び続けるような人生も面白くありません。
今回は、どういう考え方で物事を選択していけば、ステップを踏んで上に上がっていくことができるかということを書いていきます。
有限のものを消費して行く生き方はナンセンス
小見出しに書いた通り、「有限」のものを「消費」する行動が一番勿体無い生き方です。どういうことかというと、その有限のものがなくなった時点でそこでストップ、終わりとなってしまうということです。
例えばレジ等のアルバイトがいい例でしょう。
「商品をピッとして会計をする」
これは、「商品をピッとして会計する時間」を消費してお金に変えています。
つまり、商品をピッとして会計する時間がなくなれば、そこで終わってしまうのです。
こういう行為は「消費型の行為」となってしまい、収入も時間も増えることはありません。
有限のものを無限にしていけないかを常に考える
これは難しいようで、すこしの考え方の持ち方によって変えることができます。
どうするかというと、例えばレジ打ちのアルバイトをしていたとします。
「商品をピッとして会計する時間」として時間を使っていれば、時間は消費していきます。
そこで例えば、レジ打ちをしていて不便に思ったことをメモしてストックしていき、その上がってきた項目を綺麗にまとめて、レジのメーカーに片っ端から生の声として送ることをするだけでも、もしかしたら商品開発に携われる可能性も生まれるかもしれません。
もしくは、どういう夜ご飯を作っている人が多いかということを考えながらレジをして、そのレシピを様々な角度(簡単に作る、クオリティが高い、保存食とする)で考案してブログを作成して、拡散させアフィリエイトサイトにする
など、とにかく「有限のものを消費する時間」をできる限り小さくすることで、次から次へとステップアップして行くことができます。
全ては途中経過である
今この瞬間何しているかというのも、過去の自分の行動の習慣によって作り出されています。
ある人は、人と会って商談や、打ち合わせをしていたり、ある人は、ケータイゲームであそび、ある人は、デートしていて、ある人は、寝ています。
つまり、この今現在の自分の行動は「正解」では無く、「自分の習慣そのもの」なのです。
現在の自分は、あくまで今までの自分の習慣をしてきた上での途中結果であり、そのまま未来に行かなくてもいいということです。
有限のものを消費し続けるとしんどくなる
例えば、トイレットペーパー
なくなれば買うと思いますが、書い続けないとトイレットペーパーは手に入らないです。
トイレットペーパーを継続的に購入することは、ハードルが低いことなので、きつく考えることは無いかもしれませんが、5キロくらい行かなければトイレットペーパーを手に入れることができないくらいの山奥
に住んでいたらどうでしょうか?
少し頭を使わないと楽にはなれないことがわかりますね。
例えば、山の湧き水を友人に定期的に送り、代わりにトイレットペーパーを送ってもらうなど、できる限り無限のものであり時間をかけずに使える方法を取り入れることで、「有限のものを消費する時間」が減ります。
「有限のものを消費する時間」を最大限に減らすためには
これはズバリ「スキル」を磨くことです。
頭で、物事を組み上げる力というものは、無限に高めることができます。
この「スキル」というものをバカにしてはいけません。
何かを選択、決断して行動する際、「有限のものを消費する行動」を選んでしまうのが人間としての本能です。
しかし、8割近くの多くの人が、このような決断をして時間とお金を持っていないというのが現実です。
様々な人と会って話をしますが、本当にこのあたりの思考ができているかどうかで、収入や時間の量が圧倒的に離れています。
今の現時点の状況とかは全く関係ないのです。
一つ一つできない自分を認め、乗り越えながらクリアして行くことで、未来の生活スタイルはガラリと変わることでしょう。
思い切ったガラリと人生が変わるような行動を取れるかどうかがカギとなります。