
※今回のテーマは少し、僕の偏見が入っているかもしれないので、先に一言添えておきます。
生きていると、さまざまな人間関係の悩みが出てくると思います。
とくに一番のフラストレーションは、「うらぎり」とか「ものとして扱われる」みたいな感覚なのかなとおもったり、思わなかったり・・・
この「うらぎり」とか「ものとしてあつかわれる」という経験をした方は、悪者ではありません。
あなたは誠意をもって人間関係を構築したいと、そういう気持ちを貫いているからこそ、そういう経験をしているのだと思います。
まずは、「自分なんて・・・」と思い込むのはやめましょう。
・・・OKですか? それでは本日のテーマに入っていきます。
時間経過の変化を観察する
深い人間関係を構築したいのであれば、この「時間経過における変化を観察する」という考え方はかなり味方になってくれます。
なぜなら、進化をしていない人間、根本的な人間の欲で「所有したい」という欲求があります。
まず、人間関係におけるレベルの変化を僕なりに書いて置きます。(ここに偏見があるかも笑)
ステージ1 所有したい、できるだけ多く所有したい、相手の気持ちは頭に出てこない
ステージ2 所有したい、できるだけ多く所有したい、相手の気持ちも考えてはじめている
ステージ3 所有したい、でも少ない数で深く所有していきたい、相手の気持ちも考えている
ステージ4 共存したい、少ない人数で深く共存したい、相手の行動をリスペクトし合えている
ステージ5 共存したい、多くの人と共存したい、すべてを共鳴させたい
これは、僕なりに見えている5つのステージです。
よく、最初はすごくいいひとなのに、時間がたつと、「雑」になってくる人はいませんか?
こういう人は、まだステージ1の場所で人間関係を構築している可能性が高いので、それよりステージが高いところにいる人とは、どうしても摩擦が生まれるようになっています。
もしもあなたのステージがこのあたりかな・・・と感じたら、そのステージの人と人間関係を持つようにできています。
だから、ステージ1の人と人間関係を続けていて、なぜか、しがみついている自分がいるとしたら、あなたもステージ1の可能性が高いのです。
時間の経過を観察する理由・・・ずばり、
「ご飯を食べに行きたい!!」ということを言われて、それが「あなた」とご飯を食べたい。という意味であれば、時間を少しあけても変化はないはずです。
しかし、時間経過を少しさせて、「ご飯を食べたい!」とか「やっとごはんいけるね!」と言われないとします。
この場合、「誰か」とご飯に行きたいの意味の「誰か」でしかなかったということをここから確認できます。
どういう人間関係の構築の仕方をする人なのかな?というのは、会って話をするよりも「時間(間)」を使う方が僕は効率的だと確信しています。
人間関係が楽になる境界線について
特に、人間関係の質が格段と上がる境界線は、ステージ3とステージ4の間です。
そして、ステージ3からステージ4に行くときに、すごく怖い感覚を覚えるはずです。
あれ、、所有物はなにもないだ・・・ということを認めて乗り越える部分だからです。
↓短期的思考(依存脳)
ステージ1 所有したい、できるだけ多く所有したい、相手の気持ちは頭に出てこない
ステージ2 所有したい、できるだけ多く所有したい、相手の気持ちも考えてはじめている
ステージ3 所有したい、でも少ない数で深く所有していきたい、相手の気持ちも考えている
ステージ4 共存したい、少ない人数で深く共存したい、相手の行動をリスペクトし合えている
ステージ5 共存したい、多くの人と共存したい、すべてを共鳴させたい
↑長期的思考(自立脳)
check! ステージ1とステージ5は似ているけど、全然別物
このステージ3と4の境界線が、脳として「短期的思考」から「長期的思考」への切り替え部分となります。
相手の魂にリスペクトをし、永遠に共存しようと考えた瞬間に、連絡が途切れることへの恐怖というものも、消えていきます。
夜に連絡がこなくても、平気。
僕は、単にその人と共存をしたい。そしてそんな相手がすることは何一つ誤りはない。
というこういう感覚です。
この感覚はステージ1の人とは共鳴できません。
なぜなら・・・・
「それってわたしがなにしてもいいってことだからすきじゃないんじゃん!!」
・・・そんなことを言うからです。笑
もちろん、嫉妬の心はありますよ。
でも、1人で生まれて1人で死ぬわけですから、その人がしたいこと、イキイキとできる環境を自分が作ってあげることが一番の愛情、そして一番してあげるべきことなのかなと思うわけです。
あなたはどんな人ですか?
まずはあなたが、気付きたい人間関係のステージを選びます。
そして、そのステージにおける、自分のルールを決めて貫いてみてください。
かならず、身の回りは変わります。
そして、もともと自分がいたステージの人と出会ったとき、「あ、僕はもうここは手放したぞ」と見えるようになるはずです。
すべては鏡
もしも鏡を見て、自分の姿でなかったら、それはすごく混乱して、その鏡から離れることでしょう。
鏡で映る姿が自分でないのに、その鏡の姿に合わせて、いろいろしたとしても、一致させることは不可能という普遍の原理があります。
これと同じように、ちがうなとおもったらステージが違うのです。
人間関係に
外見とか何も関係ないです。
外見は「玄関」でしかありません。 もちろん、「玄関」はきれいにするということはとても重要で、こだわりを持つことはとても素晴らしいことです。
しかし、玄関は立派で、入った瞬間に「死神」がいたらおかしいんです笑
玄関の先には、人間関係の構築への考え方の5ステージを見極める(いや、5感で感じる)ことがとても大切です。
・・・・どうでしたか?? 僕の偏見も入っていたかもしれないですが、結構視界が良好になるような内容かなとは思って書いてみました。
アドバンス
人の部屋に入る機会があったら、玄関口の先の部屋の内部のもの(家具家電とかあらゆるもの)が、「どのステージ」で置かれているか?
これを見るだけで、その「家」と「自分の人間関係に対する考え方のステージ」の差の開きが見えるようになるでしょう。
そして、その差の分だけ、その本人との摩擦の度合いの高低差を感じることができるはずです。