
自分の人生に「点数」という指標が無くなると、路頭に迷うような感情を味わうはずです。
人生の点数=お金、資格、褒められる事、モテる事、ステータスを手に入れる事…
人生の点数の付け方は人それぞれです。
しかし、点数はどうやってつくか?は変わりない内容だと思うので、今回は二種類の採点について書いていきます。
自己採点と他者採点
採点には二つあります。
自己採点と、他者採点です。
これはどちらに重きを置くかで、メリットデメリットがありますので、まずは自己採点、他者採点のメリット、デメリットをまとめていきます。
自己採点のメリット
自己採点のメリットは、「自己満足」をあげて自分の軸で人生を展開していけることです。
「自己満足」をあげていく過程での出会いは、「自己満足」を加速させてくれるものが多くなっていくはずです。
自己採点のデメリット
自己採点のデメリットは自分の視点で物事を見るので、他者に点数をつけられると、混乱してしまう恐れがあります。
自己採点の点数が違うのでは…と思った時に感情の乱れが発生してしまうかもしれません。
他者採点のメリット
他者採点のメリットは、自分の行動の評価をダイレクトに周囲に教えてもらうことができるということです。
合ってる、合っていないの判断は社会や周りの視点から見ることで自分の行動を変えていけるということになります。
他者採点のデメリット
他者採点のデメリットとしては、他者の目が気になり自分がなくなっていく感覚になる可能性があることです。
常に他者の評価に依存することになってしまうので、どうみられるか?という恐怖心すら感じることもあるでしょう。
他者採点と自己採点の優先順位
結局のところ、自己採点と他者採点の二つが人生に影響を与えることがぼんやりと見えてくるはずです。
自己採点を上げて他者採点をあげる
もしくは
他者採点を見て自己採点をあげる
この優先順位、バランスさえ自分の中に有れば振る舞いに安定さが出てくると思います。
自己採点の具合を他者の評価基準にする場合
自己採点を行うだけで、他者からの採点を全く気にしないというのはアーティスト、詩人のようなタイプになるかとおもいます。
そこに他者採点を自己採点の評価に入れていくと、ビジネス色が出てきます。
他者採点を意識すると、自分の本来したい事を曲げてでも他者採点をとりにいくという行動を取り入れていくことになります。
なので自己採点をあげることを考えて、それに他者採点がついてくるかどうかは付録程度でいいというタイプはこちらで活動していけば迷いは減るはずです。
他者採点を見て自己採点をあげる場合
他者採点を見て自己採点をあげる場合は、他者採点が低ければ低いほど、他者採点をあげて自己採点もあげることが簡単になります。
初めから他者採点が高い状態にあると、他者採点が下がることへの恐怖心から自分のやりたいことがわからなくなっていく可能性があります。
他者採点に上り下がりだけに向き合い、自己採点を上げていくことが楽しいと思うタイプであればこちらで活動すると迷いは減るはずです。
自分の得意な部分をつかって他者採点をあげることができそうなエリアに身を置くということが大切です。
その採点する他者があなたから見てバカだろうと天才だろうと、他者からの採点をあげることだけが絶対なのです。
天才から点数を付けられたいとか
バカからの点数とかいらないとか
そういうのも思考の中に、いらないということになります。
自己採点と他者採点を重ねる
自己採点をあげる→他者採点は付録
他者採点をあげる→自己採点に結びつける
という二つの活動指針を書いてきました。
しかし、究極目指す場所としては、
自己採点と他者採点が重なる部分で取り組むことかなとおもいます。
自己採点が80、他者採点が10でもフラストレーションがたまります。
(基本的に自己採点の半分以下しか評価されない)
自己採点重視では他者採点は関係ない、他者採点を気にしすぎたら動けなくなるということになります。
他者採点を見なくなるとストレスフリー、プライスレスです。
孤で活動していくというスタイルで動くとペースは取り乱さずことなく進むでしょう。
自己採点が20、他者採点が80の場合、オーバーした60の埋め合わせにプレッシャーを感じるはずです。
こちらもストレスを感じるはずですが、オーバーした60はキャッシュに代わり得ます。
これら二つが重なると、自己採点80、他者採点80だとこちらもストレスフリーであり人望にも恵まれてくるはずです。
理想として目指したい場所でもあります。
採点基準が分かると行動を選択できる
採点には自己採点と他者採点があるということを書いてきました。
あとは選択するだけです。
自己採点だけの基準で生きていながら他者採点を気にしても、ギャップがありストレスが生まれます。
他者採点だけの基準で生きていながら自分がなにをしたいのか?と我を考えても答えは出ないはずです。
自己採点と他者採点の選択とバランス…
これで目標を設計し、自分の時間を行動に振り分けていくと自分の見たい景色は見えてくるはずです。