
人を導くということは、どういうことでしょうか。
導くという単語を取ると、以下のような印象を受けると思います。
- いやいや、いちいち導かなくていいから
- 面倒くさいことはしたくない
- それでうまくいくという根拠を教えてくれ
これはもちろん僕もそうなので、人間であれば「人に上から導かれる」ということは、普通に嫌いなことだとおもいます。
よっぽどのMの方がいたら、それはそれで聞くんでしょうけど笑
学校の先生ですら、学校の先生だから話を聞くわけです。
「進学」という目標、学校という確立した組織が、「この人が先生です」といえば、生徒は聞きます。
しかし、同じような指示者であるコンサルタントというものは、「売り上げを上げる」とか「商売をしたい」という目標に対して、何も確立した機関に頼ることなく「先生」を名乗らないといけないので、正直面倒くさいやつなのです笑
人は、自分のしたいことに素直になれない
例えば、わかりやすいように女にもてたいという男がいたとしましょう。
すると、男の目標は「おんなにもてること」になるはずですが、男は、同時に「自分なんてもてるわけがない」と萎縮させてしまう人がほとんどです。
「もてるわけがない」と思っている人に対して「もてる方法」を教えるためには、まずは「もてるとこういうことがありますよ」ということを過剰に伝えないといけません。
例えば、
□女性にもてると、古代の男性の本能が活発になり、強くなり、仕事運があがります。相乗効果がうまれるので、もてないといけないのです。
と結構本質的なことを話したとしても、1、2割程度しかすっと入りません。
だから、騙さないといけないのです。 どうやってだますかというと、
□女性って黙っているけど、普段おとなしい人が積極的になると、すぐに体を許して足ひろげてしまうんですよ。実際手順を話しますから、このまま実践してみてください。女性心理さえ分かれば、女の人がいなくて困ることがありえなくなりますよ。 だって、普段おとなしいということは女性からいえば安心しますから。
とか、もっと過激に、短期的で、波乱な結果を起こすことは簡単だよ。みたいな文で書くと・・・・・
これが一番聞いてもらえます。笑
だから、このブログは本質的な事を書いているつもりなので、9割くらいの人は1分もしないまま離脱しているんです!
しかし、少数派の人は、4,5分間目を通していることは、こちらサイドからわかっています。
机上の空論とか、誰かに聞いた話を書いているわけでなく、起業したいんですとか、売り上げをあげたいんです、みたいな人と会い続けてきたうえで経験則として書いていますし、しっかり読んでくださる方は1割くらいだということもなんとなく理解できますので、予想通りに運営できているわけです。
だまさないことが悪??
こういう風に書くと、おそらくある程度自分でできている人にとってはこのブログはなんらかのヒントがあるとおもって読んでいるかとおもいますが、問題は「読まない」タイプの人で、情報商材を買いあさって借金まみれになっていたり、何も変われないで苦しんでいる人を取り込めないことです。
だから、この手のタイプの人に提供しようという意識をもつのであれば、「あー、なんか適当にだまして、そこでいろいろ提供しながら一緒にがんばっていくしかないのかなー」とか思ったりもしますが、とりあえず放置しています。
ブログやHPからコンタクトをくれる方は、もうすでにお金持っていたり、ノウハウを持っている人がほとんどなので、これでいいと言えばいいのですが、もしかしたら答えをもとめてここに来た方を見放しているような気持ちにもなるので、「悪」なブログなのかなーとかも思ったりしちゃいます。
嘘か誠かではなく、周りの行動に好影響を与えさえすればいい
また、だるい見出しで書いてしまいました。笑
いま、一人の女性の方で「恋愛相談」をされています。
基本的に悩みというものは「考え方のブロック」を「許し」「認めて」「感謝して」「次の行動をとる」です。
なので、悩みを繰り返す人は「考え方のブロック」を認めないで、何かで誤魔化していたりします。
逆に、超えていく人は、素直に生きているため、深く落ち込みます。
そして、素直な行動をとりますが、それもだいたいうまくいきません。
次に、違う方向性が頭に浮かんできます。
そうすると、だんだん、この新しい方向性を照らしてくれたのは、この出来事のおかげだ。と感謝できるようになります。
そしたら、自然と次の新しい行動をとることができるようになるということです。
そこに対しては、しっかり乗り越えることができているので、成長度が高いです。
だから、素直な人には、素直にしたいようにすればいいですよ。という風にいいます。
(今回話をしてくれている方は、とても素直なタイプのかたです。)
しかし、素直じゃない人はこういうふうに感じるはずです。
「いやいや素直にしてうまくいかないからきいてるんじゃん」
だから、こういう場合は「うそ」を言うんです。笑
「そんなのブロックしてしまいなよ。ムシムシ!ほかにいろいろいるし どんどん悪口をいいな!きくから!!」
こういうと、その場では本人は喜びます。笑
しかし、こういう系の方は同じことを繰り返していきます。
しまいには、「自分は異性運がわるい。とか、どいつもこいつも・・」とか不平不満を言います。
僕はこういう流れで話をするのは「悪」だと思っているので、こういうことはあんまり言いたくないですし、これは本人が「人の話も受け入れていかないといけないんだな。」と感じるための経験となるので、あえて何もいわないようにしています。 しかし、アドバイスをしてくれる人の話すら聞かない人は、ほとんどの確率で変われないので、同じような出来事がループしていきます。
「人を導く」ということに使命感を持つとするならば、手はじめは騙すことからスタートして、使命感を持って導いていく気持ちが大切なのかもしれませんね。