
働き方改革に必要なものは?というアンケートがテレビで流れていました。
無駄な業務を削減(75%)という結果でした。
そこで、僕個人的に書けることがないか?と考えていました。
最近エネルギー効率の復習をしていたので、その視点からまとめてみたいと思います。
無駄な業務削減・・・入力と出力が同じになることはない
一番は「無駄」があるからお金が動くということを強く感じています。
例えば、入力が10で、出力が10ならば、漏れはありません。
鉛筆が削れていくから、鉛筆を買うのです。
鉛筆の効率が100ならば、鉛筆は削れることはなく、鉛筆は常にポテンシャルを保ちます。
そもそも、入力が10で出力が10というような現象はこの世に存在していません。
永久期間が存在しないということが事実であれば、入力に対して無駄は生まれるのです。
無駄な業務は消すものではなく、生まれるもの
これらの視点で考えると、何かエネルギーが移動すると無駄は生まれるようにできているのです。
つまり、無駄な業務時間を削減するのではなく、
何かに他に変換させるという視点になる必要があります。
これは、何を表しているかというと、
非効率な時間を使う人材や部署、
物質を他のものに変えるということになります。
無駄な業務を削減したいなら無駄を入力に充てる
例えば、ある機械にエネルギーを加えると、運動+熱でエネルギーは分散されます。
無駄な業務の削減を行うということは、
その時間をより効率のいいものに使う・・ということは、
漏れたエネルギーを何かに入力させるということになります。
(鉛筆だとこういうイメージかと思います)
長所を見つけないといけなくなる
先ほどの図を見るとわかるように、「いい部分」を理解した上で、相性の良いものを入力をしないと、出力に無駄が出るということがわかるはずです。
その無駄を、さらに「効率の悪い場所」に入力しても、パフォーマンスは出ません。
(鉛筆でガラスには文字を書けないですよね)
入力するものの長所を理解した上で入力しないと、永遠に漏れるということになります。
「無駄な業務を削減」とは、いいところを発見することである
以上のことから、働き方改革は、「人の良いところを発見できるかどうか?」が鍵となるということです。
無駄を消せ!ではなく、無駄にしないような使い方を一人一人が意識できるかどうかです。
ライオンでさえ、100発100中で獲物を捕まえることはできません。
25%と言われています。(調べてみてください)
無駄があるから、他に餌が回ったり、生き延びれるものがあるのです。
「無駄な業務の削減」ではなく、無駄をどう使うか?を意識するか、どういうものに入力させるか?を考えてみるといいでしょう。
こうならないために、本を書いておりますので、よければ読んでみてください。