
おはようございます。
物事を進めていく過程で、「出来たこと」「出来なかったこと」の二つが出来上がっていきます。
このときに「出来なかったこと」「出来ないこと」にばかり目がいってしまうと押し潰されるという結果になってしまうはずです。
なので、今回は「できること」「出来ないこと」の扱い方について書いてみたいとおもいます。
出来ないことは果てしない
できないことばかり考えると果てしないことに気がつくはずです。
年の利益で1000万稼いでも、今度は3000万の壁が見えてきて、1000万の無力さを感じて結局1000万も維持できなくなっていく
とか
十分綺麗なのに、まだ自分はこれじゃダメだ…とエステ、整形に走り、ぐちゃぐちゃになっていく
とか
十分モテているはずなのに、まだダメだとやたら異性をくっつけて行って何してるか分からなくなる
とか
数学は100点取れるのに歴史が30点しか取れなくて自分は頭が悪い
…とか
出来ること、できていることを無視して、できないことばかりを見ると「出来ていること」すら危うくなるはずです。
出来たことは建物の基礎となる
つまり、「出来る出来ない」関係なく、出来たものを守ったり、使ったりして、出来ないものを作っていくことしか出来ないということです。
できないものにフォーカスしすぎると、上に釘を打つために、下の釘を抜いて上に打つことになります。
上を作っているはずが、下に落ちるという結果になってしまいます。
できたことがあることを知る
できたことがあるから、新しいことをしたくなったり上が見えるようになってきたのです。
それなのに、上を見て上に釘を打ち始めた瞬間に、「出来ていない」と無を感じてしまうと、足元も見えなくなってしまうということになってしまいます。
しっかり作ってきたから上が見えて来るのです。
その作ってきたものの上にいることを忘れては勿体ないのです。
できたことを使って出来ないことを克服する
カレーを作ったことがあるけど、たまたま今回カレーがうまくできなかったとしましょう。
具材が分かる。作り方が分かる。
この経験を使ってシーフードカレーを作るのです。
シーフードカレーができないことと、カレーができないことは別の話です。
シーフードカレーを作ることをやめて、カレーを作るのもやめてしまうとカレーすらできなくなってしまうのです。
カレーが作れることを使って次を見るのです。
カレーを作れるという土台は崩してはいけないのです。
建物は足元から出来る
ここまで書いた通り、何かを組み上げていくためには、足元から作っていく必要があります。
足元がぐらついていると、何を上に乗せようが絶対に作れません。
僕はこの現象を信じているので、足元がぐらついている仕事は一切やらないと決めています。
立派なことができている、出来ていないとか関係無く、足元の基礎の大きさの方が重要だと考えています。
なので足元の話がメインとなるのです。
しかし、足元の話をしたときに、自分は立派じゃないから、何もできないから…と出来ていない建物の方ばかり喋る以上は、建物は出来ていかないのです。
これは自分自身経験したことでもあり、コンサルティングにて人を見てきた上でも確信しています。
できたものに乗り、できないものを作る
つまり、まずは「やってやる!」「建物を建てるぞー!」という気持ちの上に乗る事からスタートしないと基礎すらできないということになります。
できないものを作るための一番深い基礎は「気持ち」「欲」です。
地中に埋まる基礎の方が写真の通り、とてつもなく強固なものでできているのです。

大○ハウス時代の現場にて
基礎や梁、柱など目に見えないところのほうが強固で、その周りに付いていく見えるものは、薄くて軽くてすぐ壊れるのです。
今、「損したくない」「怪我したくない」という気持ちから基礎作りをスタートすると、遅かれ早かれ、最後「損や怪我」をします。
未来建てる建物を描き続けることで、出来たこと、そしてこれから作るものが見えるのです。
そして、今自分の身の回りにあるものや環境は、間違いなく設計図通り出来た結果を表しています。
この出来上がってきたものが違うなら設計図を書き直すか、基礎からまた作り直すか、上を見る前に下を固める作業から取り掛かるといいでしょう。
横にゴミ一つでも落ちている時点で、既に「できている」わけですから…
<本日のメモ>
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