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「目標を立てたのにうまくいかないなぁ」というのであれば、その目標を建てる際に立てた行動計画を習慣化できているか?ということを考える必要があります。 100名以上の事業者と話をしてきましたが、過半数の割合で、テクニックのことばかりを追って、目標設定、習慣化(事業計画)がスカスカな状況な事業者でした。
個人についても事業ではないですが、誰しもが夢、願望をみます。その夢や願望をどうやって捕まえに行けばいいのか?ということは永遠の課題です。テクニックをいくら教えても、何も組みあがらなかったので、今回は習慣のテーマについて話をしてみたいと思います。
今回は「目標設定」の後に欠かせない要素である習慣化についてお話ししていきますので、頑張って習得していきましょう。
習慣の重要性を再認識する
習慣のテーマを話していくに当たって、必ず一度は誰もが読んだであろう本として「7つの習慣」があります。本に書いてある内容について、簡単に出します。
Ⅰ.私的成功 Ⅱ.公的成功 Ⅲ.再新再生 |
習慣化を考える前に
まずは、この内容を見ると「自分の内側にフォーカスされた内容」であることがわかります。つまり、自分はどういうことをしたいのか?ということがわからないことには、考える理由、動く理由がなく、習慣化させるべき内容もわからないのです。
逆に、あなたが何を目指していて、どういう目標を立てて、どのような計画に沿って動いていくかを想像できるだけでも、行動に反映させれるかどうかが変わってきます。
一言で言うと、「想像できないことはできない」と言うことです。
日々何をしているかで人生は決まる
僕たちは、朝起きてから夜眠るまで、ほぼ毎日同じことをして過ごしています。
今日していることが明日を作り、明日していることが三日後を作り・・・そうやって過去、現在、未来と時を進んでいるのです。 今この現在において、何かモヤモヤしていたり、先に進めない感じが伝わるのならば、習慣さえ変えれば未来を変えることができます。 しかし、この習慣を変えると言うことはとても難しいことなのです。
どんなにテクニックを知っていても目標設定、習慣化と言う概念を知らなければ組みあがらないのです。それくらい習慣というものは重要なテーマです。
習慣化させるコツ
次は、習慣化させるためのコツを書いていきます。
まずは習慣化させる際に絶対に必要になるものは「強い覚悟」です。習慣を変えるということは、今までの人生をガラリと変えるくらいの強烈なパワーを持つので、例えると、今の体の皮膚を剥ぎ取って新しい皮膚を張り替えるくらい大変なことです。しかし、この強い覚悟さえあればあなたの習慣は変わり、今後の人生も大きく変わっていくことでしょう。
全ては、あなたの夢、願望をデザインする力である目標設定力が、根本的な土台になってきます。目標設定をマスターし、たった今この瞬間の自分をどのようにマネージメントできるか?ということがキーポイントとなってきます。
習慣を変えるためのフロー (1)夢物語を語る (2)ビジョン・願望を書き出し (3)目標設定をする (4)計画・戦略を立てる (5)習慣に落とし込んで夢物語を達成する |
夢物語をしっかり語ったことによる計画
まずは目標設定をして、今日やるべきこと、習慣化させるべきことが見えてきた際に1つのブロックが生じます。それは、「めんどくさい」ということです。
冒頭に書きましたが、習慣を変えるということは既存の皮膚を剥ぎ取って新しい皮膚を張り替えるくらいのことです。なので、嫌だとか面倒だと感情が湧いた時点で目標設定は成功しているのです。
これだけは忘れてはいけません。
それは、「今日するべきことはあなたが夢物語を語り、そこに向かっていくためにやることである」ということです。
習慣の力は人格を壊してまでの変える
まず、どうして習慣を変えようとした時に、習慣を変えることができないかというと、ほとんどの人は、ステップを飛ばしているのです。
(1)夢物語を語る
(2)ビジョン・願望を書き出し
(3)目標設定をする
(4)計画・戦略を立てる
(5)習慣に落とし込んで夢物語を達成する
なんとなくこれをしようかなと頭で思い浮かんだことを、なんとなく(5)のことだけを考えて動こうとすると、3日坊主になってしまうのです。
例えば「毎日22時からウォーキングする」だけを考え、習慣化させようとすると、雨が降っているとか、楽しいテレビがあるとか、少し時間が過ぎてしまうと、行動まで反映させることができなくなってしまいます。
心の底から出てくる夢物語
夢物語を語ることの大切さを話してきましたが、この夢物語の考え方にも少し触れておきましょう。
夢物語といっても「空を飛びたいんです」とかそういうふわふわしたファンタジーみたいな夢では、ありません。目標設定のテーマでも話をした通り、それは達成可能なことなのか?ということであったり、心の底から出てくるような願望でない限り、その夢は叶えることはできません。
今の習慣は今の人格から形成されている
あなたは何を基準に生きていますか?このことがわからないことには、道が見えてきません。習慣を変えるためには「7つの習慣」を読むことではなく、あなたの内側からくる夢や願望をしっかり自分で確認することから始める必要があります。
つまり、多くの人は、「7つの習慣という本」(外側)に答えがあって、「名作だ!いい本だ!よし!習慣を変えよう!」と発言し、1ヶ月も継続しないまま、本を読んだことすら忘れて自分の弱い内側(今の人格)がまた姿をだしてきます。
このシナリオからも、まずは自分自身の内側で何をしたいのか?がわかることから全てがスタートすることがわかるかと思います。
習慣を変えたいのであれば人格を壊さなければいけない
まずは、今現在の自分に納得していないのであれば、それは毎日の習慣があなたの求めている結果をもたらすようにプログラミングができていないということです。まずはこのことを認めなければいけません。
そして、この人格を半強制的に変える手段としては、自分で変えることができないのであればメンターを持ってビシバシしごかれることです。これしか方法はありません。
習慣化させるべき内容
夢物語を語り、ビジョン・願望を明確にし、目標設定を行い、作業計画をたて、習慣化できたというフェーズに入ったとしましょう。このあたりの段階で、目に見える結果が生まれてくると思います。ここからさらに飛躍させるための習慣について書いていきます。
長期計画に基づいた短期的な作業をしていると、この作業って本当に生きてくるのだろうか?という感情が発生します。そしてそのストレスからIQが下がり、短期的な本能が作動してしまいます。この辺りのクリア法を書いていきます。
習慣化させるべき作業を緊急と重要のマトリックスから考える
細かい話をするとマズローの話を出さないといけないのですが、長くなるので割愛します。まずはあなたが求めている結果に対して「重要度」が低いものに関してはボリュームをできるだけ小さくします(断捨離)
そして、緊急であり重要なことについては、意識的には無視します。なぜかというと、ここの緊急であり、重要であることは意識しないでもやることになるからです。つまり、意識しないでもやるようなことに意識を持っていく行為そのものが意思の力を無駄使いすることになるのです。
長期的にリターンのある項目は、「重要であるけど緊急ではない」という場所に当てはまることがほとんどです。なので、この重要だけど急ぎではないことは何だろう?と考えて、それをどんどん片付けていくことで、あなたの夢はデザインされていきます。
つまり「重要だけど緊急ではないこと」を考える習慣も資産となって生きてくるでしょう。
習慣化させるべき内容の強烈なマインドセット
要するに、あなたが何をしたいのかを明確にし目標設定を行い、短期的ゴールに向かうための行動計画、そして重要であり緊急でない内容を習慣化させることが、夢を叶えることへのヒントとなります。
それと同時に大切なマインドセットがあります。
時間とお金は資産にだけ投入
時間とお金を負債に使う=死
※資産と負債(浪費)については別コンテンツで話をしているので、そちらで確認してください。資産と負債に対する理解も深めておかないと、大損することになります。
習慣化させていく流れ(具体例)
目指した目標に向けて立てた短期的ゴールにたどり着くために、成功回避不可能の状況を作り出すことが重要です。例えばダイエットを例に出します。
2ヶ月で5きろ痩せる(中期的)→半月で2キロ落とす(短期的)
持つべき習慣「とにかく少ない量で栄養を取る」
習慣化させて実施する内容「自分専用のグラノーラを購入しアラームをセットし、決まった時間に食べる」
要するに、短期的計画に基づく行動にフォーカスした習慣が資産となるのです。
習慣を変える決断
習慣を変えるという行為は、現在の皮膚を剥ぎ取って、新しい皮膚を貼り付けるくらい大変なことで、覚悟と決断が必要になります。ここからの話は、具体的にどうやって習慣を変える決断をしていくのか?ということを話していきます。
日々習慣と思考に取り憑かれている
我々は日々起きて生活をスタートしていくわけですが、100人いたら100人違った動きをします。その100人は各自「これしかない」と思いながら生きているわけなので、僕を含めあなたが今とっている習慣は「正解ではない」ことがわかります。
習慣というものはどういうことを考えるかによって変わるので、以下のことが言えます。
つまり、負の思考を持っていることによって、負の習慣を持っているのです。逆に、負の習慣を持っているので、負の思考を持つことになるのです。
人生を変えたいな。満足しないなと思っているのであれば習慣を変える覚悟を決めてしまった方が、長期的に見て満たされるのではないでしょうか。
過去を引きずるか、変わるかのどちらかしかない
あなたが過去→現在というところまで□で生きてきたとします。この□というものは、あなたの思考や習慣から形成された形です。つまり、未来の習慣や思考を変えないことには、未来も□という形のまま変わることはないのです。
習慣を変えることにはリスクがつく
習慣を変えるということは、自分自身で目標設定を行い、計画を立て、習慣化させ自分で動いていくことが必須となります。つまり、目標設定力(事業計画力)があるかどうかで習慣まで落とし込めるかどうかが決まってきます。
しかし、この習慣を変えるという行為にはリスクも付いてきます。
【習慣を変える際のリスク】 □目標設定力(事業計画を立てる力)やノウハウの勉強費がかかる □今まで使ったことのないことに時間とお金を使う □今までやってきた習慣を手放す □メンターを見つけて学ぶ □強い願望を抱き続ける力がないといけない |
まずはこのリスクを超えてまでも習慣を変えたいかどうかを確かめる必要があります。このリスクを超える決断をしない場合はどうするかというと、現状が幸せであるという思考になる方法があります。
現状の中で幸せを見つけていく思考(ノーリスク)
もう一度この図を出します。過去→現在に至るまで□であり、「満たされていないなぁー」とか「このままでいいのかな」と考え、さらにリスクは負いたくないというのであれば、間違いなく今の現状の中で幸せを感じるスキルを高めた方がいいです。
思考が変わることでも、未来は★へと変わります。
例を出すと、「過去から現在まで家族にまとまりがなかったけど一人が重い病気になり、手術を乗り越え、家族で顔を合わせてご飯を食べた時に、何気ない幸せさに気がつく」などこういう思考のコントロールによって未来を変えることもできます。
最終的には固まって目を閉じる
どちらの選択をしたとしても間違いではありません。
ただし、言えることがあります。それは、最終的に僕らには終わりがあります。今この瞬間に思考か習慣を変えようと感じたならばすぐにアクションを取ることをオススメします。
メールを送る、電話をする、応募する、連絡をする、紙に計画を書き始める、カレンダーに人生設計をする日にちを決めておくなどなど
この記事もここまで読んでいるわけですから、この今瞬間を生かす行為ができるかどうかでも長期的に人生は左右します。
習慣を半強制的に変える方法
それでは、まとめに入っていきます。ここまでの話では、まずはあなたは、強い夢を持ち、そこに対して願望やビジョンを掲げるところからスタートしていくという内容でした。 そのことにより、必然的に目標設定を行う重要性であったり、習慣化させる重要性を見出し、知識をつけてきました。
結論としては、もしあなたが現状に満足していないのであれば未来を変える方法は2つあり、習慣を変えるもしくは思考を変えるいずれかをすることです。その中であなたは未来をより良いものに変えていく必要があります。
あなたの今抱えている問題が大冒険の原点となる
あなたが今なんとなく過ごしていたり、いいことないかなーと感じるのであれば、自分の夢を語り、目標設定ををおこなってください。